メンタルヘルスマネジメント検定の資格は就職に有利?コースの種類と難易度は?

 

メンタルヘルスマネジメントという資格があるのをご存知ですか?

 

ストレス社会の中、
働く人たちが能力を発揮し活躍するために、
より重要視されるのがメンタルの健康管理です。

 

 

つまり、メンタルヘルスマネジメントとは、
心の健康管理ということになります。

 

そして、
メンタルヘルスマネジメント検定の資格は、
働く人たちの心の病を未然に防ぎ、
ケアするための知識・技術を理解していること認定する公的資格です。

 

 

病院や介護施設で働く看護師さんや介護士さんの、
お手伝いをする能力があることを証明する、
注目すべき資格と言えます。

 

 

メンタルヘルスマネジメント検定の資格は就職に有利?

 

現代の日本においては、
「一億総うつ社会」と言われているほど「心の病」つまり、
うつ病を患っている人は多く存在します。

 

メンタルヘルスマネジメント検定とは、
大阪商工会議所が主催する民間の検定試験です。

 

名称から判断すると、
悩み事相談、
つまりカウンセラー的な仕事につながる資格と想像してしまいますが、
実は全く違います。

 

 

メンタルヘルスマネジメント検定とは、
うつ病などの疾患の正しい理解とうつ病の予防、

そして、
自分自身あるいは身近な人がうつ病に陥った場合の、
正しい対処方などの知識を学ぶための試験です。

 

 

受験生は会社員など組織で仕事に従事している人が対象です。

 

怪我をした、風邪をひいた、腰痛になった、などという場合は、
出血したり咳や鼻水、
腰を押えるなどと誰が見ても疾患の様子が分かります。

 

しかし、心(メンタル)の病といわれるものは、
外見上では簡単に病気と判断できないもので、
日常の行動の変化などから察するしか手段がありません。

 

 

その兆候を的確にとらえて、
医療の専門家につなげる橋渡し的な役割を担う知識の学習が、
メンタルヘルスマネジメント検定という事です。

 

 

メンタルヘルスマネジメント検定の学習を通して、
うつ病を改善するための、
カウンセリングの手法を学ぶワケではありませんのでご注意ください。

 

 

うつ病という心の病は誰でも聞いたことがあると思いますが、
正面から向き合って、
真剣に考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。

 

身近にうつ病患者がいるにも関わらず、
うつ病について知識がないからといって放置しておくことはできません。

 

職場であれば管理職として失格です。

 

自分自身及び同僚や部下のそのような事を食い止める意味でも、
正しく理解をする事は重要です。

 

 

心の病で一番恐ろしいのは「知らないこと」です。

 

何も知らずに問題を抱えている人を、
叱咤激励するとさらに重篤となり最悪な結果になることもあり得ます。

 

 

それに気づけば問題が大きくならないうちに対処できます。

 

メンタルヘルスマネジメント検定は、
一番初歩のⅢ種でも自分の心の健康を保つ事の知識を得られます。

 

 

部下を持った場合にⅡ種の知識があれば、
正しい対応をして部下を窮地から救うこともできます。

 

メンタルヘルスマネジメント検定の学習を通して、
心の病に関する知識はつきますが、
対応方法など解決するための「技術」はつきません。

 

 

心理カウンセラーのようなカウンセリングなどもできません。

 

カウンセラー(相談員)的な資格と勘違いされる方が多いようですが、
全く別物です。

 

その点は十分に理解する必要があります。

 

メンタルヘルスマネジメント検定の学習をすることは、
心の病について学習するためにも価値があることだと思います。

 

 

受験するしないに関わらず、
誰もが一度学習するとよい内容です。

 

メンタルヘルスマネジメントは、
会社員が取得する事が多いそうですが、
持っていてもよさそうですね。

 

 

メンタルヘルスマネジメント資格検定のコースの種類は?

 

試験は、

 

Ⅲ種(セルフケアコース)、

Ⅱ種(ラインケアコース)、

Ⅰ種(マスターコース)の3コースに分かれています。

 

それぞれの対象と学べる内容を確認してみましょう。

 

 

・Ⅲ種(セルフケアコース)

 

対象:一般社員

 

到達目標:

 

自らのストレスの状況・状態を把握することにより、
不調に早期に気づき、自らケアを行い、
必要であれば助けを求めることができる。

 

 

・Ⅱ種(ラインケアコース)

 

対象:管理監督者(管理職)

 

到達目標:

 

部下が不調に陥らないよう普段から配慮するとともに、
部下に不調が見受けられた場合には、
安全配慮義務に則った対応を行うことができる。

 

 

・Ⅰ種(マスターコース)

 

対象:人事労務管理スタッフや経営幹部

 

到達目標:

 

自社の人事戦略・方針を踏まえた上で、
メンタルヘルスケア計画、産業保健スタッフや他の専門機関との連携、
従業員への教育・研修等に関する企画・立案・実施ができる。

 

メンタルヘルスマネジメント検定試験の公式ページでは、
試験出題内容として3つのポイントを示しています。

 

①疾病の未然防止と健康増進に重点を置いています

②管理監督者による部下のケア、
組織全体による職場・従業員のケアを促進します

③産業保健だけでなく、人事労務管理の観点も重視しています

コース別に、設定されている目的と、出題内容を見てみましょう。

 

 

Ⅲ種(セルフケアコース) 【一般社員対象】

 

目的は、組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進です。

 

<出題内容>

 

① メンタルヘルスケアの意義

② ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識

③ セルフケアの重要性

④ ストレスへの気づき方

⑤ ストレスへの対処、軽減の方法

 

 

Ⅱ種(ラインケアコース) 【管理職対象】

 

目的は、部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進です。

 

<出題内容>

 

① メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割

② ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識

③ 職場環境等の評価および改善の方法

④ 個々の労働者への配慮

⑤ 労働者からの相談への対応 ※話の聴き方、情報提供および助言の方法など

⑥ 社内外資源との連携

⑦ 心の健康問題をもつ復職者への支援の方法

 

 

Ⅰ種(マスターコース) 【人事労務管理スタッフや経営幹部対象】

 

目的は、社内のメンタルヘルス対策の推進です。

 

<出題内容>

 

① 企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性

② メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割

③ ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識

④ 人事労務管理スタッフに求められる能力

⑤ メンタルヘルスケアに関する方針と計画

⑥ 産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進

⑦ 相談体制の確立

⑧ 教育研修

⑨ 職場環境等の改善

 

 

おおまかな試験内容がイメージできましたか?

 

 

メンタルヘルスマネジメント検定の難易度は?

 

ここまで、
メンタルヘルスケアマネジメント検定の種類について見てきました。

 

 

種類に応じて学ぶ内容は大きく異なってきます。

 

では、
それぞれの試験の難易度はどのようになっているのでしょうか。

 

当然のごとく、内容が違う分、それぞれの試験の難易度にも違いがあります。

 

試験を受ける際、難易度を知っていることで、
勉強を進めるにあたっての目安にすることが出来ます。

 

自身の受けようと思う試験の難易度がどの程度なのか、
事前に確認して勉強に役立てるようにしてください。

 

 

三種(セルフケアコース)の難易度は80%ほど

 

メンタルヘルスマネジメント検定の難易度において、
三種の合格率は80%程度になっています。

 

問われる問題はストレスについての一般的な知識や、
ストレスの早期発見の重要性、
こころの健康が損なわれている人の行動の特徴や解決策など、
基本的な問題が中心です。

 

全問マークシートでの回答であり、
論述問題が存在しない点も合格率を挙げている要因となっています。

 

とはいえ、出題範囲はかなり広く、
その年によって出題傾向も変化するので、
場当たり的な勉強で試験に臨むのは危険です。

 

過去問を活用しながら、出題範囲全体を満遍なく勉強し、
試験に臨むようにしましょう。

 

しっかりと対策をしておけば、それほど難しくは感じない、
比較的取得しやすい資格であると言えるでしょう。

 

 

二種(ラインケアコース)はやや難しい

 

メンタルヘルスマネジメント検定の難易度において、
二種の合格率は50%程度と、
三種に比べると合格率が下がる傾向にあります。

 

部下の心の健康を保つにはどのようなサポートを行えば良いのか、
心の健康を損なってしまった部下への適切な対応方法など、
基本的な内容のアウトプットが出来るかが問われます。

 

回答は三種と同じくマークシート形式であり、
論述があるわけではありませんが、
基本的な知識を応用することが求められる試験です。

 

ほとんどの問題は二種の公式テキストの中から出題されるので、
テキストを重点的に勉強することが重要ですが、
テキストには多種多様な分野の知識が掲載されています。

 

そのため全部で300ページ近くにもなります。

 

三種と同じく、
油断せずにしっかりと準備を行っておくことが重要と言えるでしょう。

 

 

一種(マスターコース)の合格率は20%を切るほど難しい

 

メンタルヘルスマネジメント検定の難易度において、
一種の合格率は20%を切るほどであり、
二種、三種と比べると難易度はグッと高くなります。

 

社内の人事管理についての問題から、社員が相談できる体制の確立、
メンタルヘルスケアに関する職場の意識情勢など、
経営に関わる問題も問われます。

 

回答形式は選択問題だけでなく論述問題も含まれており、
試験時間も合計3時間と長丁場にです。

 

出題される問題は三種、二種と同じく、
あくまで公式テキストの内容がほとんどとなりますが、
その中でも細かい部分を問う問題が多く、
入念にテキストを読み込んでおかなければ対応は難しいと言えるでしょう。

 

三種、二種の延長としてではなく、
別の試験を受けるような気構えで試験勉強に取り組むことが必要になるのです。

 

 

あとがき

 

メンタルケアマネジメント検定は上述の通り、
三種、二種と比べ、一種の難易度は非常に高くなります。

 

選択問題は重箱の隅をつつくような問題が出題されることもあります。

 

論述問題も合計1時間の時間を割いて行われるため、
論述への対策も不可欠です。

 

メンタルヘルスケアマネジメント資格は、職場におけるストレスを軽減し、
一人一人の従業員が活躍できる環境を整備することが出来る貴重な資格です。

 

しかし、それゆえ一種の難易度は相応に高くなっているのです。

 

三種、二種の受験の際も気を抜いてはいけませんが、
一種の受験においては、
より一層気を引き締めて勉強に打ち込むようにしましょう。

 

いずれの種類にせよ、
メンタルケアマネジメントの検定を受ける場合には、
十分な対策を行った上で臨むようにしましょう。

 

 

 

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