障害年金は癌でも貰えるのか?受給できる金額はいくら位で申請する診断書の種類は?

 

 

障害年金とは、
厚生年金保険、国民年金、共済年金、
すべての方を対象に支給される年金のひとつです。

(共済年金は2015年(平成27年)10月に厚生年金保険に統合)

 

交通事故で障害者になった人や、
生まれた時から障害があるような人ばかりでなく、
あらゆる病気やケガが障害年金の対象になるというものです。

今回は、癌の障害年金ついて調べてみました。

 

障害年金は癌でも貰えるのか?

 

障害年金とは、病気やけがによる障害のため、
日常生活や働くことに支障が出た場合に支給される公的年金制度のひとつです。

 

一定の障害の状態にあること、
公的年金制度に加入していること、
さらには保険料の納付要件を満たしていることなどが申請の条件です。

 

 

障害年金でいう一定の障害とは、
初診日が国民年金あるいは厚生年金の被保険者期間中であり、
原則として初診日から1年6ヵ月経過した時点の身体の状態のことです。

 

その状態とは、
身体の機能が働くことに制限を受けたり、
日常生活に著しい制限を受けるような状態となっている場合、

あるいは、
働くこと自体が日常生活に著しい制限を加えるような状態を示します。

 

 

ただし、
障害の状況によっては、
1年6ヵ月以内であっても申請することができます。

 

また、がんの場合に理解しておきたいのは、
人工肛門や新膀胱の造設、あるいは尿路変更術など、
目に見えて身体の機能が変わった場合だけが、
障害年金の申請対象となるわけではないということです。

 

 

抗がん剤の副作用による倦怠感(だるさ)や、
末梢神経障害(しびれ、痛み)、貧血、下痢、嘔吐、体重減少など、
客観的にわかりにくい内部障害の場合でも、

その原因ががんの治療によるものであり、
現在の仕事に支障をきたすことが認められれば支給される可能性があります。

 

障害年金申請の際に、
「仕事をすべてやめてしまわないと受給できないのではないか?」
「会社や主治医から勧められていないのに申請できないのではないか?」と、
疑問を持たれる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

障害年金は、
患者さんご自身が支払った年金をもとに支給されるものです。

 

ご自身が申請をすることで、初めて受け取れる制度ですので、
申請対象となる場合には、ご自身が積極的に動いてみましょう。

 

 

尚、
障害年金を理解するときの留意点をいくつかご紹介しておきたいと思います。

 

 

①給与が支給されていても申請の対象となります。

 

②障害年金をさかのぼって申請できるのは5年間です。

 

③傷病手当金と障害年金と両方がもらえるときは、

傷病手当金の金額が調整されます。

 

④身体障害者手帳の等級が、
障害年金の等級にそのまま当てはまるわけではありません。

 

⑤申請の際には、主治医との連携が重要です。

 

 

がん患者さんでも受け取れる「障害年金」

障害年金は、ケガによる障害だけでなく、
あらゆる病気が対象となることを忘れないでください。

 

もちろん、がんも障害年金受給の対象になるということです。

 

また、障害年金は、
年金を収める方の当然の権利として受け取れるもので、
恩恵的なものではなく、
障害年金を受け取ることで将来受け取る老後の年金が、
カットされるものでもありません。

 

是非このことを覚えておいていただき、
経済的支援を必要としていたにもかかわらず、
年金を受け取れない、
あるいは受け取らないまま過ごしてしまった、
ということがない様にして頂きたいです。

 

※個々のケースにより異なります。

 

 

障害年金で癌でも受給できる金額はいくら位?

 

障害年金の認定は、
目に見えて身体の機能が変わった場合だけでなく、
がんの治療による倦怠感(だるさ)や、
末梢神経障害(しびれ、痛み)、貧血、下痢、嘔吐、体重減少など、
客観的にわかりにくい内部障害の場合にも該当します。

 

しかし、
そのような障害は生活や仕事への支障がわかりにくいため、
書類の書き方によって受理の可否が分かれることも少なくありません。

 

 

特に、障害年金申請の際に重要となるのは、
申請者自身が記入する「病歴・就労状況申立書」と、
主治医の記入する「診断書」です。

 

これらの書類で、
がんによる障害によって、
患者さんが携わっている仕事を遂行する能力、
つまり就労能力が発病する前後でどれだけ低下したかを、
具体的に示す必要があります。

 

 

「病歴・就労状況申立書」の記載について、
具体例を見てみましょう。

 

Aさんは、倉庫で梱包の作業をする仕事につきながら、
通院でがんの治療を受けていました。

 

治療や副作用により、たまに会社を休む事はありましたが、
月の9割は出勤できていました。

 

しかし、治療の副作用である末梢神経障害により、
手足がしびれて力が入らず、効率よく作業ができません。

 

20分は何とか作業できても、
その後40分くらい休まないと軽いものも持てない状態です。

 

その結果、
職場には以前とほぼ変わらない時間帯で出勤していても、
作業量は以前に比べると3割程度にとどまり、
収入も下がってしまいました。

 

「病歴・就労状況等申立書」に「1ヵ月間の出勤日数」を18日と書き、
就労状況を、
「休み休みですが仕事をしていました」
というような漠然とした書き方で提出すると、
出勤しているし、
ある程度仕事もできているからと認定されない可能性があります。

 

では、どのように書けばよいのでしょうか?

 

たとえば、Aさんの場合、
1ヵ月間の出勤日数は18日ではあるけれども、

「20分作業したら40分休むというペースで、
発病前と比べて3割くらいしか働けない状態です」というように、

がんによる障害により、
いかに仕事をする上で大きな支障をきたしているか、
具体的に書く必要があります。

 

目に見えない障害だからこそ、
具体的な体験やエピソードを盛り込む必要があるわけです。

 

また、仕事上の支障だけではなく、
それを裏付ける日常生活で不自由になった事などを盛り込む事も大切です。

 

 

また、それらは必要な時に具体的に思い出せるようにするため、
日々の出来事を日記などに書きとめておくとよいでしょう。

 

そして、障害厚生年金は、
収入によって受給できる金額が変動します。

 

 

障害基礎年金と違い、
障害等級3級まで受給対象者としているのが特徴です。

 

障害厚生年金1級=
平均月収額×0.55%×厚生年金加入期間×1.25+配偶者の加給年金額(224,500円)

 

障害厚生年金2級=
平均月収額×0.55%×厚生年金加入期間+配偶者の加給年金額(224,500円)

 

障害厚生年金3級=
平均月収額×0.55%×厚生年金加入期間+配偶者の加給年金額(224,500円)

 

障害厚生年金では、
65歳以下の配偶者がいる場合に加給年金額が加算されます。

 

 

障害年金の具体的な金額ですが…

 

1級 974,125円 (月額 81,177円)+ 子の加算
2級 779,300円 (月額 64,941円)+ 子の加算

(これはおおよその金額です。正確な金額は公的機関にお問い合わせください)

 

 

障害年金を癌で申請する診断書の種類は?

 

障害年金を申請する際に、
使用する診断書は症状別に分けられておりますが、
年金機構の指定書式としてがん用の診断書はないので、
がんの場合は、
「その他の障害用の診断書」を使用することになっています。

 

しかし「その他の障害用の診断書」は記載できる欄が限られており、
症状を年金機構に伝えるには足りません。

 

したがって、
がんに関する「その他の障害用の診断書」と症状にあった診断書の2枚を提出し、
障害状態を審査してもらうことが重要です。

 

 

例えば手術をして生じた創部痛や関節痛、
手足のしびれなどの症状があるのでしたら、
具体的にどの程度しか身体が動かないのか申告するために、
「肢体の診断書」を2枚目の診断書として提出しましょう。

 

他にも、がんや症状がでている場合は、
「その他の障害用の診断書」と併せて、症状にあった診断書を提出してください。

 

「その他の障害用の診断書」は、
がん以外の様々な疾患でも使用されるため、
年金機構が審査する際に必要な数値や症状の記載が指定されておりません。

 

そのため、
年金事務所などで取り付けた診断書をそのまま医師に渡すのではなく、
記載してほしいことを事前に伝えておかなければなりません。

 

 

あとがき

 

自身の身内にも、
癌ではありませんが障害年金を受給している者がいます。

 

障害年金の申請はとても大変です。

 

勿論、自分で申請する事はできますが、
何度も年金事務所に通わなければなりません。

 

その面倒な申請を、代行してくれるのが、社会労務士です。

 

 

社会労務士に依頼をすれば、
申請は、かなり楽になりますが、問題はその報酬です。

 

社会労務士によって、金額が違うので、
依頼する場合は、
報酬金額を事前にチェックしておく事を、おススメします。

 

そして、障害年金を受給できたら、
おそらく3年後に障害年金の更新をする事になります。

 

更新は、社会労務士に依頼しなくても、自分でできますが
その、更新の時に、
私の方に任せて下さいと言ってくる場合があり、
その時も依頼料を請求されます。

 

障害年金の依頼をする場合は、
よく考え、よく調べてからが良いと思います。

 

 

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