ケースワーカーになるにはどんな資格が必要?資格取得の難易度と受験資格は?

 

 

まず、ケースワーカとはですが、

心身いずれかの面でハンディキャップをもち、
社会との交流に支障のある個人に対して、
援助者として社会生活への復帰、参加に協力する職種です。

 

アメリカでは専門職となっていますが、

日本では福祉事務所、児童相談所などで、
こうした仕事にたずさわる社会福祉主事、
児童福祉司、身体障害者福祉司をケースワーカーと呼んでいます。

 

 

「生活保護法」

 

「児童福祉法」

 

「身体障害者福祉法」

 

「知的障害者福祉法」

 

「老人福祉法」

 

「母子福祉法」

 

6法の定めに従って、
育成または更生の実務を行う人の事です。

 

 

ケースワーカーになるにはどんな資格が必要?

 

ケースワーカーは、
主に都道府県や市区町村に設置された、
福祉事務所などの公的機関で働いています。

 

ケースワーカーになるためには、
まず「社会福祉主事」の任用資格を取得する必要があります。

 

気を付けておきたいのは、
社会福祉主事は「任用資格」であり、
ただ持っているだけで効力を発揮するものではないという点です。

 

そのため、社会福祉主事任用資格を取得したのちは、
各自治体が行う地方公務員試験を受験する必要があります。

 

自治体によって「福祉職」など、
社会福祉関連職種の採用区分を設けている自治体と、
「行政職(いわゆる一般事務職)」として採用するところがあります。

 

この試験に合格し、
福祉事務所の現業職として配属されることで、
はじめて「ケースワーカー」と名乗って仕事ができるようになります。

 

全国の福祉事務所で相談援助業務に携わるためには、
「社会福祉主事」の任用資格が必要となります。

 

社会福祉主事とは、
福祉事務所の現業員
(家庭訪問・面接・生活指導などの現業を行う所員のこと)
として任用される者に要求される資格で、
福祉事務所には必ず有資格者を置くことが法律で義務付けられています。

 

この資格の取得方法は複数ありますが、
代表的な方法は以下の2通りです。

 

 

1.大学や短大の社会福祉学系学部などで社会福祉に関する科目を履修する

 

2.厚生労働大臣指定の養成機関や講習を修了する

 

上記の(1)に関しては、
厚生労働省の「指定科目」のうち、
3科目を履修して卒業することで、
社会福祉主事任用資格を得ることができます。

 

社会福祉系学部以外でも、
指定科目を履修することができれば資格取得は可能です。

 

(2)関しては、指定された専門学校で学ぶ方法が一般的です。

 

厚生労働大臣が指定する福祉系の専門学校で2年以上学び、
卒業することで社会福祉主事任用資格が得られます。

 

 

・児童福祉司資格

 

福祉事務所と同じく、
公的機関である「児童相談所」において、
相談援助業務に携わる人も、ケースワーカーと呼ばれることがあります。

 

ここで児童に関する相談を担当する場合には、
「児童福祉司」という任用資格が必要となります。

 

 

児童福祉司の資格取得方法は、
以下の通りです。

 

 

1.4年制の大学で、心理学・社会学・教育学のいずれかを修めて卒業する

 

2.小・中・高等学校いずれかの教員免許を所持する(教科は不問)

 

3.地方厚生局長指定の児童指導員養成施設を卒業する

 

4.高校等を卒業し、児童福祉施設で2年以上の実務経験を得る

 

5.3年以上児童福祉事業に従事する

 

児童福祉司も社会福祉主事と同様に地方公務員試験を受けて採用され、
その名称の職に就いてはじめて効力が発生する任用資格です。

 

 

・社会福祉士

 

ケースワーカーと非常に似た仕事として「ソーシャルワーカー」があります。

 

一般的にソーシャルワーカーといわれる場合には、
「社会福祉士」の国家資格取得者を意味しますが、
ケースワーカーとの線引きは曖昧なものとなっているのも事実です。

 

場合によっては、
ケースワーカーとして募集されていても、
社会福祉士の資格が必要となることもあるため、
採用情報を見る際には、応募条件をよく確認しておきましょう。

 

ケースワーカーは、
社会生活を送るにあたって、
さまざまな悩みを持っている方の相談を受けるため、
人と向き合い続けることが好きな人に向いているといえるでしょう。

 

相談援助業務を行う職種のなかでも、
ケースワーカーは難しい事例に関わることが多いため、
幅広い知識や経験が必要な職種です。

 

関連する医療機関や介護福祉施設の協力や連携がないと、
対象者を支えることができないため、
外部の方と関わるコミュニケーション力も必要です。

 

ケースワーカーは、
資格を取得したり配属されたりしたからといって、
すぐに活躍できる仕事ではありません。

 

まずは上司や先輩から指導を受けながら、
さまざまな相談者や相談内容に触れることで、
知識や経験を蓄えていきます。

 

一人でも仕事をこなせるようになれば、
管理職へチャレンジしたり、
介護・医療・児童など専門分野で働いたりする道も開けてきます。

 

 

ケースワーカーになる資格取得の難易度は?

 

地方公務員試験は、
年度や自治体によって難易度が異なります。

 

また、試験問題の難易度はそれほど高くなくとも、
自治体によって
倍率が異なるため難易度を断定するのは難しいでしょう。

 

問題集などで過去問をカバーしておくことをおすすめします。

 

ケースワーカーになるためには、
社会福祉主事任用資格を取得し、
地方公務員試験に合格する流れが基本。

 

しかし、
事前に以下2つの国家資格を取得していれば、
届出をするだけで「社会福祉主事任用資格」を取得できます。

 

 

・社会福祉士

 

・精神保健福祉士

 

上記はケースワーカーのキャリアアップとしても、
役立つ資格ですよ。

 

社会福祉士国家試験は、

毎年2月上旬に全国24の試験地で実施されています。

 

年に1回しかないので、
しっかりと事前準備することが大切です。

 

また、受付は前年の10月上旬ごろ締め切りとなります。

 

 

ケースワーカーになる受験資格は?

 

ケースワーカーになる受験資格については、
先ほども触れましたので受験科目について触れてみたいと思います。

 

 

試験科目

 

社会福祉士国家試験の試験科目は、以下の通りです。

 

・人体の構造と機能及び疾病

 

・心理学理論と心理的支援

 

・社会理論と社会システム

 

・現代社会と福祉

 

・地域福祉の理論と方法

 

・福祉行財政と福祉計画

 

・社会保障

 

・障害者に対する支援と障害者自立支援制度

 

・低所得者に対する支援と生活保護制度

 

・保健医療サービス

 

・権利擁護と成年後見制度

 

・社会調査の基礎

 

・相談援助の基盤と専門職

 

・相談援助の理論と方法

 

・福祉サービスの組織と経営

 

・高齢者に対する支援と介護保険制度

 

・児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度

 

・就労支援サービス、更生保護制度

 

試験科目は全18科目となっています。

 

福祉関係はもちろんのこと、
医学や法についても学ぶ必要があります。

 

 

社会福祉士国家試験の受験手数料は、以下の通りです。

 

社会福祉士のみ受験         15,440円

 

社会福祉士と精神保健福祉士を同時に受験 28,140円

 

社会福祉士の共通科目免除により受験 13,020円

 

社会福祉士国家試験の 合格率は30%前後です。

 

あまり高い合格率ではありませんね。

 

同じく国家資格である介護福祉の合格率は60~70%、
社会福祉士は介護福祉士よりも出題範囲が広いため、
合格率も低下していると考えられます。

 

より多くの学習時間が必要となるため、
難易度は「高い」と判断できるでしょう。

 

 

あとがき

 

ケースワーカーになるためには、
「社会福祉主事任用資格」を取得し、
「地方公務員試験」を受けることが一般的です。

 

また、キャリアアップとして、
「社会福祉士」「精神保健福祉士」の資格取得を目指すこともおすすめです。

 

幅広く活躍できる上、
社会に貢献できる資格なので、
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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