定年後の趣味ランキングで人気のあるものは何?生きがいになるものや実益になるものは?

 

 

定年後の方に最も人気のある趣味ってなんだか気になりませんか?

 

シニア世代の方でも、
毎日をいきいきいと過ごしている方がいます。

 

目的があり、希望があり、夢を持って何かをするということは、
生きがいとなって、定年後の時間を充実したものにしてくれます。

 

そのためにも、定年後は趣味を持って暮らしたいですよね!

 

介護施設で働いている方から聞いたのですが、
施設で人気がある趣味は、ガーデニングだそうです。

 

後は、大正琴とか折り紙だとか、そう聞きました。

 

その他に、
人気のある趣味はどの様なものがあるのでしょうか?

 

趣味が高じて本業になったという人もいますが、
好きなことをして収入が得られるなんて最高です!

 

 

定年後の趣味ランキングで人気のあるものは何?

 

約40年、自分のため、
家族のために仕事や家事を頑張ってきたという方も、
いよいよ「老後の生活」に突入することになります。

 

老後の過ごし方は人それぞれですが、
多くの専門家は「趣味を持ったほうがよい」と言います。

 

確かに無趣味で家でゴロゴロしている方よりも、
心から楽しめる趣味を持っている方のほうが、
どこかイキイキとしているような気もします。

 

 

老後に趣味を楽しむことは認知機能を維持するのに効果的です。

 

高齢者の心と体の自立を促進し、
高齢者の生活機能の向上を目標にした
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターでは、
60歳以上のシニアを対象に以下のような研究を実施しました。

 

(1) 最初の調査で60歳以上の参加者に休日や余暇の時間の過ごし方を質問

(2) その後、2年の間隔で参加者の認知機能の状態をくりかえし検査

 

これらの調査データを参考にしたところ、
休日や余暇の時間は、
「家でごろ寝」「買い物、外食」と答えた方の
その後の認知機能の維持や低下には目立った変化はなかったとのことです。

 

しかし休日、余暇の時間は「趣味」と回答した方は、
認知機能低下のリスクが下がったことがわかりました。

 

今まさに老後の人生を送っている方も、
これから老後の人生に突入するという方も、
何かしらの趣味を持つことは大切と言えます。

 

老後の趣味が持つ効果もわかったところで、
定年後に人気がある趣味を紹介していきましょう。

 

 

1位……パソコン・インターネット 62.4%

2位……旅行(日帰り含む) 57.4%

3位……読書 38.5%

4位……映画鑑賞 34.7%

5位……音楽鑑賞 33.0%

 

60歳以上では、
パソコンやインターネットを趣味とする人が最も多く、
他にも読書や映画・音楽鑑賞など、
旅行以外では屋内でできる趣味が並んでいます。

 

老後では、
積極的に体を動かす趣味を持つ人はどちらかと言えば少数派ですね。

 

次に、おススメの趣味を紹介したいと思います。

 

 

・ウォーキング・スロージョギング

 

ウォーキングやスロージョギングは体への負担が軽いため、
体力がない高齢者の方でもムリなく取り入れられる運動の一つです。

 

ウォーキング、スロージョギングは、
どちらも有酸素運動に該当するため、
心肺機能の改善や血管の柔軟性の改善といった効果が期待されています。

 

 

・水泳

 

水泳も全身の筋肉をバランスよく使うため、
体力の維持や病気を防ぐ効果が期待されています。

 

地域によってはシニア向けの水泳教室も行っているところがあるので、
興味がある方は問い合わせてみましょう。

 

 

・ゲートボール

 

ヨーロッパの伝統競技でもあるクロッケーをヒントに考案されたのが、
ゲートボールです。

 

老後の趣味としては定番競技の一つではないでしょうか。

 

ゴルフを趣味にしたいという方も多いですが、
ゴルフはお金がかかりがちなのがネック。

 

ゲートボールなら近所の公園で、
同世代の方とワイワイ楽しむことができます。

 

 

・卓球

 

卓球のラケットは、
初心者用であれば2,000円~4,000円程度で購入することができます。

 

そのため、お金がかからない趣味を持ちたいという方にはおすすめです。

 

卓球スクールや市民体育館などでは、、
シニア向けの卓球教室も開かれていることが多いので、
気軽に参加してみましょう。

 

 

・社交ダンス

 

社交ダンスは日本でも競技人口が150万人以上おり、
人気スポーツの一つとなっています。

 

社交ダンスが老後の趣味におすすめの理由ですが、
夫婦2人で楽しめることと、
体を動かすことができるため身体機能低下の予防になることです。

 

レッスンを通してさまざまな人との繋がりも生まれますので、
老後の孤独を避けたいという方にもぴったりです。

 

 

・旅行・温泉巡り

 

老後の趣味として大人気なのが旅行や温泉巡りです。

 

温泉に含まれている成分は神経痛や筋肉痛、
高血圧や動脈硬化予防などさまざまな効果、効能が期待されています。

 

宿泊先の雰囲気やその土地でしか味わえない料理なども、
旅行の醍醐味の一つです。

 

予算的に何泊もかけた旅行が難しいという方は、
日帰りのバスツアーなどもおすすめです。

 

 

・ガーデニング・園芸

 

ガーデニングや園芸は、
シニアだけではなく若い世代の人気も集めている趣味の一つです。

 

作業は基本的に外で行うことになるため、
適度に日光を浴びることができ、
健康的な体の維持にもつなげることができます。

 

 

・折り紙

 

お金がなくても楽しめる趣味の一つが折り紙です。

 

おそらく日本人であれば、
触れたことがないという方はいないと思います。

 

紙1枚でさまざまな形を作ることができる折り紙は、
まさに古き良き日本の文化と言えるでしょう。

 

お孫さんとも一緒に楽しめる趣味なので、
老後の生活が豊かになること間違いなしです。

 

気になった趣味はありましたでしょうか?
他にも、盆栽、ピアノ、登山などもおススメですよ。

 

 

定年後の趣味で生きがいになるものは何?

 

高齢者には、
「きょういく」「きょうよう」が必要だといわれています。

 

これは「教育」、「教養」という意味ではありません。

 

「きょういく」とは、
「きょういく(今日行く)所がある」という意味で、

 

「きょうよう」とは、
「きょうよう(今日用)事がある」という意味です。

 

 

つまり、毎日行く所があり、
その場所で何かの用事があることで、
生きがいが生まれるという意味なのです。

 

「毎日スーパーマーケットに行って買い物をすることも、
『きょういく』、『きょうよう』に当たるのでは?」
と考える方もいるかもしれません。

 

ですが、
それは「きょういく」、「きょうよう」の真意とは少し違います。

 

スーパーマーケットでの買い物は、ただの日常的な作業に過ぎず、
決してその人に変化を与えるものではないからです。

 

 

「きょういく」、「きょうよう」の真意は、
ある場所に行って、誰かと時間を共有することなのです。

 

「きょういく」「きょうよう」の一例として、
定年後の時間を利用した地域のボランティア活動などが考えられます。

 

趣味を作って、
文化サークルなどに積極的に参加することも、
それに当たるでしょう。

 

ボランティアはその場限りのことが多いですが、
趣味は自宅に帰った後でも取り組むことができ、
余暇の過ごし方の柱になります。

 

ボランティア活動と趣味の大きな違いは、
継続して「きょういく」「きょうよう」の場があるかどうかです。

 

このように、定年後に趣味を持つことは、
老後を豊かにする糧だといえますし、
生きがいにも繋がっていくのではないかと思います。

 

 

老後の趣味選びで、
まず提案したいのは、習い事を始めることです。

 

例えば、ウォーキングを趣味として一人で始めようとしても、
多くの人は挫折します。

 

一人で趣味をやるためには、
確固たる意志とモチベーションの維持が必要だからです。

 

ほぼ無料でできるものは、やる気が持続しにくいでしょう。

 

ある程度の受講料を払い、
定期的に通う、
文化サークルや教室などに入会することをおすすめします。

 

受講料を支払えば、
「途中で止めるのはもったいない」という心理が働きます。

 

さらに、定期的にサークルに通うことで、
同じ志を持った人たちと顔見知りになり、
続けることが苦ではなくなります。

 

 

例えば、最近ブームとなっている「ヨガ」。

 

他のスポーツ系に比べて、
用具代があまりかかりません。

 

ヨガウエアとヨガマットで数千円程度です。

 

レッスン代も月に一万円前後ですので、
自分のお財布と相談しながら、
通う回数を調整するといいでしょう。

 

そのほか、
英語や中国語などの語学を習う方法もあります。

 

こちらは、教室形式か個別指導かによって、
レッスン料も変わってきますので、
自分にあった形式を選択する必要があります。

 

なお、語学が上達してくると、
次に「海外旅行をする」という新たな目標も生まれてきます。

 

明確な目標があることで、生きがいを感じる人が多いはずです。

 

 

定年後の趣味で実益になるものは何?

 

実益のある趣味を考えたとき、
大きく2つに、趣味をわけることが出来ると思います。

 

一つは収入に結び付く趣味です。

 

これは考えるまでもなく、
収入を得るわけですから実益そのものですよね。

 

誰でもこんな趣味があったら、
セカンドライフはバラ色に感じてしまいます。

 

それにもう一つが、節約に役立つ趣味ですが、
決して収入に結びつくというわけではありません。

 

セカンドライフになると収入が限られてしまいます。

 

ですから家計を節約できるということは、
決しておろそかにはできないことです。

 

 

★収入につながる趣味

 

収入につながる趣味なんて本当にあるのでしょうか。

 

もちろん趣味の延長で、働くということではありません。

 

そんなうまい趣味があるのなら、
今から選ぶ選択肢の一つとしたいですね。

 

いくつか例を挙げて見ます。

 

写真を趣味にしているなら、その写真を売ることが出来ます。

 

もちろんクオリティーの問題はありますが、
アマチュア写真家には朗報ではありませんか。

 

ピクスタ株式会社という会社でそんなサービスもあるようです。

 

またクラウドサービスはどうでしょうか?

 

あなたが文章を書くことが好きなら、
一度覗いてみてはいかがでしょうか。

 

ここでは在宅で出来る仕事を紹介してもらえます。

 

あなたがもし、デザインやライティングの趣味があれば、
そこに登録して趣味で稼ぐことが出来ます。

 

在宅の仕事は様々ありますので、
あなたの趣味に合致したものもあるかもしれませんね。

 

またそば打ちが趣味なら、
イベントの出張サービスのようなものも考えられるのではありませんか。

 

このようにいろいろ目を向けていくと、
思わぬ趣味が収入につながることもあります。

 

あなたも今から情報を集めて、
収入に結び付く趣味を探してみたら如何でしょう。

 

 

★節約につながる趣味

 

それでは節約につながる趣味とはどういうものでしょう。

これはすぐに思いつきますよね。

 

家庭菜園なんて、
節約につながる趣味の典型ではありませんか。

 

まさに趣味と実益を兼ね備えて趣味の筆頭です。

 

しかし、あまり家庭菜園にのめりこんでしまうと、
採算など度外視して赤字になることも考えられます。

 

まあこれは、あくまで趣味の範囲ですから、
採算は度外視しても余りある満足感は得られますよね。

 

お菓子つくりなども、
節約につながるのではないかと思います。

 

やはり自分で作ったお菓子は、買うよりは安上りです。

 

お菓子つくりも、長く続けていくうちに、
お菓子としても見栄えも味も、店舗で売る商品と比べて、
そん色のないものが作れる様になるのではないかと思いますよ。

 

お菓子つくりも、
収入につながる道が見えるかもしれませんね。

 

 

あとがき

 

老後も趣味を続けるためには、
十分な老後資金を用意しておくことや、
健康チェックを怠らないことが必要です。

 

現役のうちから趣味のコミュニティを見つけておくと、
老後を迎えて時間ができた時に趣味に集中しやすいでしょう。

 

老後は仕事や子育てから卒業し、
夫婦二人の時間を過ごせる機会でもあります。

 

ぜひ自分に合った趣味を見つけ、
老後の生活をさらに充実させたいですね。

 

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