Pinterest(ピンタレスト)は、
画像をブックマークとして集めるツールです。
好きなアイデアが無限に見つかる、
簡単で楽しいアイデア探しツールで、
ピンタレストは非常に奥深く、
混同されがちな他の画像特化サービス、
Instagramとも根本的に文化が異なります。
まず、ピンタレストとはですが。
ピンタレストは、TwitterやFacebook、
Instagramなどと同じSNSだと思っている方も多いのではないでしょうか。
多くの方が誤解をしているのですが、
「PinterestはSNSではない」んです。
InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSは、
“過去”に起こったことや、
“現在”のことについて投稿して楽しむのに対し、
ピンタレストは、
“未来”のためのアイデア探しのために使うツールなんです。
ここからは、
インスタグラムとの違いについて説明したいと思います。
先ほどもお話しましたが、
まず最初に理解しておきたいのは、
「ピンタレストはSNSではない」ということです。
ピンタレストは画像をブックマークとして集めるツールです。
ピンタレストはSNSではないので、
SNSのストレスがたまりがちな点に振り回されません。
インスタと比較したPinterestを使うメリットはこちらです。
①ピンタレストはSNSに比べてピンの寿命が長い
②自分で作ったピンがゼロでも月間閲覧者数が増やせる
③フォロワーとのコミュニケーションが不要
④フォロワー数よりピンやボードのクオリティが大切
=初心者でもチャンス大!
⑤フォロワーに振り回されにくく、
「自分がやりたいことや好きなもの」に集中できる
⑥インスタグラムやYouTubeの投稿をピンタレストのピンにできる
⑦ピンに好きなURLのリンクをはれる
ピンタレストのピンの寿命は、
ソーシャルメディアに比べてかなり長いです。
Facebook:5〜6時間
Instagram:最大48時間、ストーリーズは24時間
Twitter:15〜20分
Pinterest:3ヶ月
ツイッターのように、
一夜で何万回もツイートされるような即効性はありませんが、
Pinterestアカウントでも、
半年以上前に作ったピンがリピンされたり、
ピンからブログを見に来てくださる方がいたりします。
インスタでは自分で画像を用意したり文章を考えたりして、
コンテンツを作る必要があります。
これに対してピンタレストでは、
他のユーザーが作ったピンを自分のボードにピンするだけで、
自分のボードのコンテンツがどんどん増えていきます。
ピンタレストとインスタの大きな違いは
「コミュニケーションはあまり得意じゃないけど、
自分のサイトを一人でも多くの人に見てもらいたい」
「ブログの新着記事をツイートしたりFacebookに投稿する時間がない」
と言う方には、ピンタレストは特にオススメです。
ピンタレストはSNSではないので、
「コメントを返さないと」
「DMの返信しないと」
「フォローされたからフォロバしないと」
といったフォロワーとのコミュニケーションは基本的にありません。
これは、とても良いと思います。
インスタでは、
イイねをしたり、DMを返したり、フォロバをしたり…
これらに、振り回されて肝心な投稿が追いつかない事があります。
コミュニケーションに振り回されなくて良いというのは、
私に向いているかもしれません。
何となくですが、
ピンタレストとインスタの違いが分かって頂けましたか?
ちょっとわかりづらいですかね。
ピンタレストのアカウントの作り方を見ていけば、
使い方の違いが分かるのではないかと思うので、
実際に作ってみましょう。
Pinterestを使うには、
アカウントを作成(無料)し、ログインする必要があります。
【1】Pinterestにアクセス
<PCの場合>
https://www.pinterest.jp/へアクセス。
<スマートフォンの場合>
公式アプリをダウンロードする。
ISOとAndroidでそれぞれ行って下さい。
【2】アカウント登録方法を選択する
ここでは、スマートフォンでの登録方法をご紹介します。
(PCでも基本的に登録の流れは一緒です)
まずは、
ダウンロードしたピンタレストアプリを立ち上げます。
メールアドレス、Facebookアカウント、
Googleアカウントから選択して登録します。
私は、Facebookアカウントを使う事にしました。
画面の案内に従って、パスワード、ユーザ名を設定し、
年齢を入力します。
さらに、性別と居住国を選択します。
【3】トピックスを選択
興味があるトピックスを5つ以上選んだら登録完了です。
意外と簡単にアカウントを作る事ができました。
よく出てくるワードが「ピン」と「ボード」。
ピンタレストを使いこなして楽しむために、
まずはこの2つのワードの意味を知っておきましょう。
・ピン
Pinterest上にある画像のことを「ピン」といいます。
ピンタレストでは、気になる「ピン」を探して、
「保存」するというのが基本の使い方です。
「保存したピン」タブの「ピン」に保存したピンの一覧が表示されます。
・ボード
「ボード」とは、ピンの保存先のこと。
自分が保存したピンを整理するフォルダのようなイメージです。
自分のアイデアツールとして活用しやすいようなボード名をつけて、
ピンを保存します。
基本的な使い方として、
どうやって自分が欲しい情報に出会うのか、
アイデアを発見する方法を4つご紹介します。
1.ホームフィード
興味・嗜好に基づき、
ユーザーにとっておすすめのピンを提案してくれるのが、
「ホームフィード」です。
ピンタレストアプリにアクセスすると、
最初にこのホームフィード画面が立ち上がります。
アクセスするたび、
ページをリロードするたびに違うピンを提案してくれるので、
ホームフィードを見ているだけでも、
色々なピンにたどり着くことができ、
様々なアイデアの発見につながります。
気になるピンをクリックして使いこんでいるうちに、
あなたがどんなピンに興味があるのかを学習し、
より好みのピンを提案してくれるので、
使いこめば使い込むほどあなた好みのホームフィードになっていきます。
2.テキスト検索
画面上部の検索窓に直接テキストを入れれば、
テキスト検索が可能です。
ピンタレストの面白いところは、
このテキスト検索の結果がみんな同じではないということ。
同じテキストで検索されたとしても、
ユーザーの好みに寄り添った検索結果が表示されるので、
ユーザーごとに表示されるピンが異なります。
1ヶ月後に、
私が同じ「ワンプレート」のワードで検索したときには、
今回とは違う検索結果になるんです。
1ヶ月の間に新しく追加されたピンが表示されるのはもちろんですが、
1ヶ月の間のピンタレスト上での私の行動を分析している結果、
1ヶ月後の私の好みに合わせた結果が表示されます。
3. 関連ピン
気になるピンをクリックし、
画面を下の方にスクロールしていくと……
似ているピンということで、
クリックしたピンに関連するピンが表示されます。
ここでまた気になるピンをクリックすると、
さらにそのピンの関連ピンが表示され……という具合に、
クリックするたびに、
自分好みのピンが表示される精度が上がっていきます。
4. フォロー
ピンタレストでは、
自分の好みや嗜好と近いなと思ったユーザーや、
ボードをフォローすることができます。
そこで最近追加されたのが、こちらのフォロータブ。
フォローしているユーザーのアイデアは、
フォロータブからチェックすることができます。
自分と似た嗜好のユーザーのアイデアを見ることで、
新たな視点が開けて、
思いもかけないアイデアの発見につながることもあるかもしれません。
意外なヒントに出会えるかもしれないおすすめの機能です。
Twitterやインスタは、
どうしてもフォロワーの数が投稿にも影響してきますが、
ピンタレストは「いいね」ボタンもなく、
SNSではないので、フォロワーの数に関係なく
そして、周りの反応を気にすることなく、
自分の世界の中で楽しむことができます。
今回はほんの触りの部分しかご紹介できていませんが、
なんとなくPinterestの基本操作をわかっていただけましたでしょうか?
若い年代のユーザーが多いInstagramは、
スマートフォンで撮った写真や動画にキャプションをつけたり、
フィルター効果をかけたりすることが簡単で、
Facebook、Twitter、その他のSNSとの連携機能も優れています。
投稿内容は、
パーソナルライフを象徴する面白いものや興味深いものが多く、
「今」の輝く瞬間をとらえた写真や動画を、
公開・共有することがメインとなっています。
20代~30代が多いPinterestの一番の特徴は、
キュレーション
(インターネット上の情報を収集しまとめること)が行えることです。
自分で、コンテンツを投稿しなくても、
他のユーザーのアイデアをカテゴリー別にキュレートしたり、
「誕生会のデコレーション」など、
特定のカテゴリーについてのアイデアを得るために、
使ったりするユーザーが多いようです。
また、
ピンタレストは口コミを有効に使える効果が高いことも特徴で、
その数はTwitterを上回るとも言われています。
Instagramはクリエーション派、
Pinterestはコレクション派が好むと言われています。
ピンタレストは、
使いこなしてみないと分からない事が多い様です。
コミュニケーションツールがいろいろと増えるので、
あれこれ手を出してしまうと、
時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。
興味のある方は、ぜひ、使ってみて下さいね。
私も少しずつ使ってみようと思います。